蓄電池の設置にあたり、補助金制度を利用すれば初期費用を抑えることができます。本記事では、大和市に対応した蓄電池の補助金制度について解説します。
大和市で蓄電池を設置するにあたり、補助金を利用できる制度が用意されています。具体的には、国が運営している補助金制度や地方自治体で運営している補助金制度などです。
例えば大和市で提供している補助金制度は、大和市に居住している、または居住予定であること、市税等の滞納がない人などの条件が定められています。また、リース品は補助対象になるなど、細かな条件が設定されているので、設置予定の蓄電池が対象となるかを確認し、申請時には事前確認が必要です。
国が実施している「DR補助金(令和6年度補正 家庭用蓄電システム導入支援事業)」は、大和市で蓄電池を設置する際も利用できます。この制度は毎年申請を受け付けており、家庭用蓄電池の導入を促進し、電力需給の安定化を図ることが目的です。
補助金額は、蓄電池の初期実行容量1kWhあたり3.7万円、または蓄電池の設備費と工事費の合計の1/3のいずれか低い方が適用され、1件あたりの上限は60万円です。日本国内でDRに対応している家庭用蓄電池を新たに導入する個人・法人・個人事業主を対象としています。
申請期間は2025年4月中旬から12月初旬までです。補助金の申請および実績報告は、販売事業者による代行が必要とされています。個人での申請はできません(2025年4月23日調査)。
子育てグリーン住宅支援事業は、子育て世帯や若者夫婦世帯が省エネ性能の高い住宅を建てるほか、省エネ対応にリフォームする際に国が補助金を支給して支援する制度です。対象となるのは18歳未満の子どもがいる世帯や、夫婦のいずれかが39歳以下の若者夫婦世帯です。
蓄電池単独では補助金を受け取ることはできず、必ず断熱改修などのリフォーム工事と同時に行う必要があります。補助金額は設置台数にかかわらず1戸あたり64,000円で、補助対象となる蓄電池は、国が認定した機種で登録事業者による工事が条件です(2025年5月7日調査)。
大和市では、地球温暖化の対策として、太陽光発電システムやリチウムイオン蓄電池を市内の住宅に導入する個人を対象に補助を行っています。家庭でのエネルギー利用の効率化と再生可能エネルギーの普及を後押しすることが目的です。募集期間は令和7年4月1日(火曜日)~令和8年2月13日(金曜日)です。
補助対象は「戸建住宅ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)化等支援事業」の蓄電システム登録制度に登録済み、または実績報告までに登録のもので、補助額の上限は30,000円で、補助件数は50件程度を予定しています(2025年4月23日調査)。
2025年2月まで募集されていた補助金制度で、現在は募集を行っていません(2025年4月23日調査時点)。 「戸建住宅ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)化等支援事業」の蓄電システム登録制度に登録済みまたは実績報告までに登録される蓄電池を対象に、30,000円を上限に補助金が支給されました。
蓄電池の設置に利用できる補助金制度の中には、設置業者による申請が必要とされるものがあります。また、国の補助制度を利用する場合は、その他の国が提供する補助制度を利用できない場合もあるため、利用においては事業者などの専門家に相談し、申請条件を確認することが重要です。正しく補助制度を利用できれば、蓄電池設置の初期費用の負担軽減につながるため、補助制度の活用についてぜひご検討ください。
蓄電池を導入することで、高騰する電気料金を節約できたり、災害時の電源として活用できたりと、メリットがたくさん。ただ、依頼する業者によって補助金の対応範囲や施工方法が異なるため、慎重な検討が必要。
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